「確かに紹介したのに成果が付かない」。その原因の多くは、成果を計測するしくみの側にあります。アフィロケットがCookieだけに頼らない計測方式を選んだ理由と、そのしくみを図で説明します。
従来の計測が取りこぼしやすい理由
アフィリエイトの成果計測は、長らくブラウザのCookieに頼ってきました。リンクを踏んだ人のブラウザに「このアフィリエイターから来た」という印を残し、購入や登録のときにそれを読み取る方式です。
ところが、ブラウザ各社はプライバシー保護のためにCookieの扱いを年々絞っています。たとえばSafariは、トラッキングを防ぐ機能によって、スクリプトから書き込まれたCookieの保存期間を短く制限しています。スマホからの流入が多い媒体ほど、この影響を受けます。
「リンクを踏んでから登録するまでに数日空いた」「別のタブで開き直した」といったごく普通の行動で、印が消えてしまうことがあるわけです。
クリックID方式のしくみ
アフィロケットでは、クリックのたびに固有のID(クリックID)を発行し、それを広告主のサイトまで運ぶ方式を取っています。
ポイントは2つあります。
1つめは、会員登録の時点でクリックIDをユーザーに紐づけること。一度紐づけば、その後に有料プランへ進んだのが数週間後でも、ブラウザのCookieが消えていても、成果をたどれます。
2つめは、成果の通知をブラウザではなくサーバー同士で行うこと。成果が発生すると、広告主のサーバーからアフィロケットへ直接通知が届きます。通知には署名を付け、第三者が成果を偽装して送り込めないようにしています。
リンクが「死なない」ようにしている
アフィリエイトリンクは、読者を必ずどこかに着地させる設計にしています。案件が終了・一時停止した場合は代わりのページへ、万一計測側のデータベースに接続できない場合でも、転送そのものは止めません。
また、転送には一時的な転送(302)を使っています。恒久的な転送(301)はブラウザに記憶されるため、2回目以降のクリックが計測サーバーを通らなくなってしまうからです。
アフィリエイター側で気をつけること
- リンクのURLを手で編集しない。末尾のパラメータを削ったり、広告主のURLに直接書き換えたりすると、クリックIDが発行されません
- 自前の転送を挟むときは、パラメータを落とさないか確認する。短縮URLやリンク集サービスの一部には、転送時にパラメータを削るものがあります
- 計測を分けたいときは用意された項目を使う。リンクには自由に使える識別子を付けられるので、媒体別・記事別の成果はそちらで分けてください
それでも取りこぼすケース
クリックIDの方式でも、万能ではありません。たとえば、スマホでリンクを踏んだあと、パソコンで改めて広告主のサイトを検索して登録した場合は、クリックIDが引き継がれないため成果は付きません。どの計測方式でも共通の限界です。
この記事のポイント
- ブラウザのCookie制限で、従来の計測は取りこぼしが起きやすくなっている
- クリックID方式は、登録時に会員へ紐づけ、成果はサーバー同士で通知する
- リンクURLを手で編集しないことが、取りこぼしを防ぐいちばんの対策